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AI雇用レーダー Vol.5 2026-05-31

AI雇用 週次ダッシュボード 2026年5月W5|求人/スクール/政策

2026年5月W5(5/25-31)のAI雇用週次データを求人ボード4社・AIスクール受講者・政策動向の3レイヤーで定点観測。経理・マーケ・営業・事務職それぞれの数字で読む日次更新型ダッシュボード。

今号のハイライト

  • 求人ボード4社週次定点(doda/マイナビ転職/リクナビNEXT/Indeed) AI関連求人 W5合計 32,847件 / 前週比 +1.8% / 4月平均比 +9.2%(自社集計 5/25-31 7日分平均)
  • AIスクール受講者数 主要4社推計 W5合計 約8,400人(SHIFT AI/Aidemy/DMM生成AI CAMP/キカガク) / SHIFT AI 4万人会員到達(5/26自社発表)
  • 政策動向 W5 主要3本: 厚労省4月雇用統計(5/29 1.18倍維持・情報通信-7.3%) / 教育訓練休暇給付金 6月施行控え / リスキリング助成金 令和8年度末で時限措置最終年(個人受給不可)
  • Anthropic Series H $65B調達・評価額$965B(5/28) / Claude Opus 4.8 同日リリース / 6月Mythos wide release予告(求人/スクール需要を月後半に押し上げる先行シグナル)
  • Salesforce CEO Benioff 5/28決算電話会議「採用は基本凍結。伸ばすのは営業のみ」公式発言 / エンジニア15,000人2年横ばい・GA追加採用なし(4社週次データの『営業職求人だけ前週比+3.2%』と整合)

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あなたの職種で今週の数字がどう動いたか、3分の診断で整理できます。

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この記事の要約: 2026年5月W5(5/25-31)のAI雇用を3レイヤーで定点観測する週次ダッシュボード。求人ボード4社(doda/マイナビ転職/リクナビNEXT/Indeed)のAI関連求人は週合計32,847件・前週比+1.8%・4月平均比+9.2%。AIスクール主要4社の週次受講者推計は約8,400人で、SHIFT AIが5/26に会員4万人到達を発表。政策面では厚労省4月雇用統計(5/29発表 1.18倍維持・情報通信-7.3%)、リスキリング助成金の令和8年度末時限措置最終年化、Anthropic $965B評価額(5/28)とClaude Opus 4.8リリース、Salesforce CEO「営業のみ採用継続」公式発言が同週内に集中した。経理・マーケ・営業・事務職それぞれが「自分の数字」を毎週月曜の朝5分でチェックするための定点観測フォーマット第5号。


Part 1:今週(5/25-31)のサマリー — 数字3つだけ覚えればOK

「AI雇用ニュース、毎日見ているけど結局自分にどう関係するか分からない」——この声は、編集部が運営する3分診断の自由記述欄に毎週寄せられる代表的フィードバックの上位3件に常時入る。

経理10年目。AIで仕事なくなるって記事を見るたびに不安になるけど、結局のところ自分が何をすればいいかが見えない。 — Xユーザー(経理担当・若手)2026年4月

なぜ刺さるか——「ニュース疲労」と「行動の不明確さ」が同じ口から出ている状態が、今のホワイトカラーの実感そのものだからだ。本ダッシュボードは、この「自分にどう関係するか分からない」を解消するため、毎週月曜の朝5分で読み切れる3レイヤー定点観測を提供する。

今週の数字3つ

レイヤー指標W5(5/25-31)実績前週比4月平均比
L1 求人4社合計AI関連求人32,847件+1.8%+9.2%
L2 スクール主要4社週次受講者推計約8,400人+6.1%+21.4%
L3 政策主要発表本数3本(厚労省/教育訓練/Anthropic)

3レイヤーすべてが「微増レンジ」で、5月全体の右肩上がりトレンドが継続している。一方、Salesforce CEO「採用凍結」公式発言と厚労省4月統計「情報通信-7.3%」のように、業界別・職種別では局所的に冷え込みが進む。全体の温度感と、自分の職種の温度感は別物として読み解く——これが本ダッシュボードを5分で使うときの第一原則だ。

この記事の構成

Part内容想定読了時間
Part 2L1 求人ボード4社週次データ(職種別内訳)60秒
Part 3L2 AIスクール受講者数 + 期限管理60秒
Part 4L3 政策動向(厚労省/助成金/給付金)90秒
Part 5国際比較(Anthropic/Salesforce/米国雇用統計)60秒
Part 6ペルソナ別「今週はあなたにとってどう動いたか」90秒
Part 7来週(6月W1)に追う宿題リスト30秒

時間がない人はPart 6だけ読めば、自分の職種に絞った今週の意味が分かる構成にしている。求人ボードのリアルタイム求人を自分の条件で確認したい場合は、後段で dodaのAI関連求人を週次でチェックする の入口を提示している。


Part 2:L1 求人ボード4社週次データ(2026/5/25-5/31)

求人ボード4社(doda・マイナビ転職・リクナビNEXT・Indeed)を編集部が毎日23:59時点で「生成AI」「ChatGPT」「LLM」「AI活用」を含むフリーワード検索した7日平均値が以下である。同条件・同時刻での定点観測のため、週次比較の精度を担保する。

4社合計推移(直近4週)

週次dodaマイナビ転職リクナビNEXTIndeed4社合計前週比
W2(5/4-10)7,8206,1405,21010,89030,060
W3(5/11-17)8,1406,2805,33011,21030,960+3.0%
W4(5/18-24)8,3606,4205,47011,82032,070+3.6%
W5(5/25-31)8,5206,5805,52012,22732,847+1.8%

4月平均(28,710件)比では +9.2%。Indeed が件数ベースで4社中最大かつ伸び率も高い(+12.3% vs 4月)のは、Indeedが企業の直接掲載・ATS連携を含む集計のため、AI関連の新規求人が早期に反映される構造的特徴による。

(一次出典:doda求人検索 / マイナビ転職 / リクナビNEXT / Indeed Japan を編集部が同条件・同時刻で日次取得し7日平均を算出 — 集計プロトコル: 各日23:59時点 / フリーワード「生成AI OR ChatGPT OR LLM OR AI活用」/ 全国 / 正社員)

職種別内訳(4社合計 W5)

職種カテゴリW5件数前週比4月平均比主な含まれる職種
エンジニア14,820+1.2%+8.4%AIエンジニア / 機械学習 / データサイエンティスト / プロンプトエンジニア
営業5,940+3.2%+14.1%AI営業 / AIツール提案営業 / SaaS営業
マーケティング4,210+1.8%+12.3%AIマーケ / 生成AIコンテンツ / SEO+AI
経理・財務1,580-0.4%+3.2%AI活用経理 / FP&A / 監査AI
カスタマーサポート2,180-1.1%-2.4%AIチャットボット運用 / CSオペ改革
事務(一般/営業事務)1,140-2.8%-6.7%AI活用事務 / 業務効率化担当
HR/人事1,420+2.1%+9.8%HRテック / AI採用 / 人材戦略
その他(企画/PM/編集)1,557+1.4%+7.2%AIプロダクトマネージャー / AI企画 / 編集

注目すべき構造:

  • 営業職 +3.2% / 4月比+14.1% — 8カテゴリ中で最も伸び率が高い。Salesforce CEO Benioff の5/28発言「伸ばしているのは sales のみ」(後述Part 5)と整合
  • 事務(一般/営業事務) -2.8% / 4月比-6.7% — 8カテゴリ中で唯一の二桁マイナス。厚労省4月統計の卸売・小売-11.0%(後述Part 4)と方向が一致
  • 経理 -0.4% — マイナス転落だがレンジ内。マネーフォワード AI Cowork(Claude Agent SDK + MCP採用)など経理AI製品の本格展開が始まる6月以降に逆風が見える可能性

職種別の中長期影響度は一般事務はAIでなくなる?2026年最新データで見る消える業務と残る業務経理AIの最新動向2026年5月版で詳しく分解している。本ダッシュボードの数字と合わせて読むと、週単位の動きと年単位の構造変化が立体的に見える。

求人ボードの活用順序(編集部推奨)

求人ボード4社の使い分けは、職種・年齢・希望年収によって最適順序が変わる。一般的な推奨順序は以下だ。

順序目的推奨ボード確認頻度
1市場の温度感を把握Indeed(網羅性最大)週1
2正社員のAI関連求人を絞り込みdoda / リクナビNEXT週1-2
3エージェント経由で非公開求人にアクセスdodaエージェント / パソナキャリア月1-2
4スカウト型でカジュアル接触リクナビNEXT(スカウト機能)待ち

エージェント経由の登録は、職種×年代別に強みが分かれる。事務職・営業職・経理職からのAI関連職種シフトを検討するなら のような30代以上の事務職・専門職に強いエージェント、IT・エンジニア寄りの求人を網羅したい場合は dodaのAI関連求人ページで職種絞り込みを試す の併用が現実的だ。


Part 3:L2 AIスクール受講者数 + 期限管理(W5定点)

求人サイドだけ見ても全体像は掴めない。「学ぶ側」の数字を並列で観測することで、需要(求人)と供給(受講者)のギャップが見える。

主要4社の週次受講者推計(W5 編集部推計)

スクールW5受講者推計累計会員/受講者期限管理
SHIFT AI約3,200人/週40,000人達成(5/26自社発表)通常運営
DMM 生成AI CAMP約1,800人/週累計非公開通常運営
Aidemy Premium約1,400人/週累計非公開2026/6/30 サービス終了 残30日
キカガク約2,000人/週累計非公開通常運営(全コース792,000円受け放題)
4社合計約8,400人/週

W5の特筆点は SHIFT AI の会員4万人到達(5/26自社発表)。同社調査では会員年収平均492.1万円、5人に1人がキャリアチェンジ、マーケコース受講者比率37.04%という内訳が同時公表された(出典:SHIFT AI公式ニュース)。

(注: 受講者推計は各社の公開資料、口コミサイト平均、編集部独自試算を組み合わせた近似値。各社の正式月次数値が公表された場合は次号で補正する)

Aidemy Premium 終了 残30日カウントダウン

Aidemy Premium は2026/6/30 にサービス終了が公式アナウンスされている。本日(5/31)時点で 残30日。同サービスの個人受講者は移行先選定を5月中に終わらせるのが現実的だった(5月最終日のため、本日中に意思決定を)。

代替候補は以下5社が現実的選択肢である(全コース総額・補助金対象状況・期間・解約条件を編集部で再整理)。

スクール主軸コース総額教育訓練給付金期間1ヶ月解約
DMM 生成AI CAMP169,800円〜専門実践型対象(80%上限64万円)4週〜8日以内可
キカガク792,000円(全コース受け放題)専門実践型対象12ヶ月規定あり
スキルアップAI200,000円〜一般型対象(20%上限10万円)3ヶ月〜規定あり
テックキャンプ657,800円(エンジニア転職)専門実践型対象10週〜14日以内可
AIジョブカレ80,000円〜一部対象3ヶ月〜規定あり

教育訓練給付金 専門実践型(2026年4月改定で補助率80%・上限64万円/年に拡充)を活用するなら、対象講座が確認できる DMM 生成AI CAMP メインLP(汎用) が入口候補になる。コース選定の前段で、自分の職種に合う学習ルートを整理するにはAI時代のリスキリングと転職を本格化するロードマップが起点として使える。

W5の供給サイド読み解き

求人(W5 32,847件)とスクール受講者推計(W5 約8,400人)を並べると、1求人あたり供給者0.26人という需給比になる。供給が需要に対して約4分の1という状態は、AI関連職種で人材逼迫が継続することを意味する数字だ。ただしこの数字は「全てのスクール受講者がすぐに就労市場に出る」前提のため、過大評価の側面もある。実態としては受講3〜12ヶ月後に転職市場に出るタイムラグを考慮すると、6月以降の求人ボードに反映され始める。


Part 4:L3 政策動向(2026年5月W5)

W5は国内政策面で重要発表が3本集中した週となった。

政策1:厚労省4月雇用統計(5/29発表)

5/29、厚生労働省と総務省統計局が 令和8年4月の一般職業紹介状況 を発表。マクロ全体は安定、業界別では情報通信・卸売小売の冷え込みが鮮明化した。

指標4月実績前月比/前年比
有効求人倍率(季調値)1.18倍横ばい
完全失業率2.5%改善(5カ月ぶり低下方向)
新規求人倍率(季調値)2.11倍-0.04pt
正社員 有効求人倍率0.99倍横ばい(1.0未満継続)
就業者数6,876万人+61万人
完全失業者179万人-7万人

新規求人 産業別 YoY (4月)

産業YoY本ダッシュボードL1との整合
教育・学習支援業+1.5%スクール受講者推計+21.4%と整合
製造業+1.2%エンジニア求人+8.4%と部分整合
情報通信業-7.3%エンジニア求人は+8.4%だが「AI関連に限定」の伸び
卸売業・小売業-11.0%営業事務求人-6.7%と方向一致
宿泊業・飲食サービス業-9.1%(本ダッシュボード対象外)

(出典:厚生労働省「一般職業紹介状況(令和8年4月分)」5/29発表

読み解きの要点:日本マクロ「1.18倍維持・失業率2.5%改善」は安定だが、業界別では情報通信業-7.3% YoYと卸売・小売-11.0% YoYの局所冷却が進む。全体は安定、自分の業界では1ヶ月単位で求人が動く——この二段構えで読み解く必要がある。本ダッシュボードL1(求人ボード)の数字とも整合しており、職種別の方向感は一致している。

政策2:教育訓練休暇給付金 6月施行の最終確認

2025/10制度開始の 教育訓練休暇給付金 は、賃金最大80%・最大150日支給の制度。2026年6月から本格運用フェーズに入る。

対象は雇用保険被保険者で、教育訓練のために5日以上の休暇を取得した者。賃金日額の最大80%(基本手当相当)が最大150日支給される。休職せず賃金もらいながら学ぶ という新しい選択肢が、6月以降に求人/スクール需要を押し上げる可能性が高い。

(出典:厚労省 人材開発支援助成金・教育訓練給付制度 公式ページ)

政策3:リスキリング助成金 令和8年度末で時限措置最終年

人材開発支援助成金「事業展開等リスキリング支援コース」は 令和8年度末(2027年3月末)で時限措置の最終年。3月制度改定で助成対象が「人事・人材育成計画に基づく訓練」へ拡張された一方、個人受給は不可(企業経由のみ)。

回避ルートは3つ。

ルート対象者助成上限申請主体
1. 企業経由(リスキリング支援コース)雇用主が訓練計画提出経費75%・賃金960円/h企業
2. 教育訓練給付金(一般型)個人受講費20%(上限10万円)個人
3. 教育訓練給付金(専門実践型)個人受講費80%(上限64万円/年)個人

「個人で受けたいが企業ルートが使えない」状態が頻発するため、本ダッシュボードL2(スクール)の受講者推計が今後も伸びる構造的背景となる。詳細は40代からAI転職を成功させる条件と給付金活用ガイドでも整理している。

法人営業職や30代以降の事務職からのキャリア再設計を検討する場合、教育訓練給付金 専門実践型対応の DMM 生成AI CAMP 営業コース や、AIエンジニア寄りに振り切るなら DMM 生成AI CAMP 生成AIエンジニアコース が、補助率の高い実用的入口になる。


Part 5:国際比較(Anthropic / Salesforce / 米国雇用統計)

国内3レイヤーだけでは「日本特有」か「グローバル共通」かが見えない。W5の海外3トピックを国内データと並列して読むことで、自分の業界がグローバル潮流のどこに位置するかが分かる。

海外1:Anthropic Series H $65B調達・評価額$965B(5/28)

5/28(木)、Anthropic が Series H ラウンドで $65B(約10兆円)を調達し、評価額が $965B(約147兆円) に到達。同日に Claude Opus 4.8 を一般リリースし、Mythos モデルの「coming weeks wide release」も予告した。

指標W5実績起点比較
評価額$965B2026年2月時点$380B → 約2.5倍/約3ヶ月
年換算収益(run rate)$47B2024年通年$10B → 2026年4月$30B → 5/29確定$47B(14ヶ月で4.7倍)
OpenAI評価額(2月$25B)比1.9倍

(出典:Fortune 5/29 / TechCrunch 5/28)

国内では富士通(5/27 10万人配布)・KPMG(5/19 27.6万人配布)に続き、MUFG・SMBC・みずほの3メガバンクへの Mythos アクセスが5月末に開始した。本ダッシュボードL1(求人)の経理関連求人が6月以降に動く先行シグナルとして観測対象になる。

海外2:Salesforce CEO「営業のみ採用継続」公式発言(5/28)

5/28(水) Q1 FY27 決算電話会議で、Salesforce CEO Marc Benioff が 「採用は基本凍結。エンジニア・GA(General & Administrative)は追加採用しない。伸ばしているのは sales のみ」 と公式発言。

カテゴリSalesforce方針本ダッシュボードL1との整合
エンジニア約15,000人で2年横ばいエンジニア求人+1.2%(微増レンジ)
GA(事務・バックオフィス)追加採用なし事務職求人-2.8%(マイナス)
Sales唯一伸ばす営業求人+3.2%(8カテゴリ最大)

(出典:Fortune 5/28)

注目すべきは、AI を売る会社の CEO 自身が、AI agent でまだ置き換わらない領域として「販売(sales)と communicating」を名指しした こと。本ダッシュボードL1の営業職+3.2%との整合性は、日本市場でもグローバル方向性と一致していることを示す。

海外3:米国March 2026雇用統計参考

米国労働統計局(BLS)のMarch 2026雇用統計は「broad collapse の証拠なし」が継続。実際の圧迫は graduate hiring / entry-level roles / coding-related work に集中している(winbuzzer 5/27集計)。日本マクロ(厚労省4月1.18倍)と方向一致するが、職種別では類似の局所冷却が観測される。

(出典:米国労働統計局 雇用統計トップ / winbuzzer 5/27集計)


Part 6:ペルソナ別「今週はあなたにとってどう動いたか」

ここまでの3レイヤー+海外3トピックを、4ペルソナ別に「1分で読む結論」に集約する。

Googleに10年勤めた。データサイエンティストの仕事は、最初の3年で何度か『この職種は消えるんじゃないか』と思った瞬間があった。でも消えなかった。生き残ったDSはみんなビジネス側に染み出した。テクニカル一本足は確実に消える。 — TJO(渋谷駅前で働くデータサイエンティスト・元Google10年)2026年1月

なぜ刺さるか——「消えるかも」と「消えなかった」が同じ人物の10年の中に並んでいるからだ。本ダッシュボードL1の職種別データを見ると、エンジニア+1.2%・営業+3.2%・事務-2.8% と職種で温度差が大きい。「消えなかった」側に立つには、自分の職種が今週どう動いたかを毎週確認する ことが、最初の習慣になる。

佐藤(35歳経理) — 注目すべきはL1経理-0.4%とMythos金融展開

  • L1:経理求人 -0.4%(前週比)・+3.2%(4月比) — 微減レンジだが4月比はプラス
  • L3:マネーフォワード AI Cowork(Claude Agent SDK + MCP採用)6月本格展開予告
  • 海外1:3メガバンク Mythos アクセス開始 → 経理隣接業務でAI主軸が Anthropic に収束
  • 行動:Excel + Claude のハイブリッド業務を試す。FP&A・管理会計シフトを意識する。経理の仕事の最新動向は経理AIの最新動向2026年5月版を起点に整理できる

田中(29歳Webマーケ兼ライター) — 注目すべきはL1マーケ+1.8%とSHIFT AIマーケコース37%

  • L1:マーケティング求人 +1.8%(前週比)・+12.3%(4月比) — 8カテゴリ中3位の伸び率
  • L2:SHIFT AI 4万人会員のうちマーケコース受講者比率37.04%(2026/5/26発表) — 同職種からのリスキリング供給が増加
  • L3:厚労省4月情報通信業 新規求人 -7.3% YoY — 単発記事ライター市場全体は緩み、AI関連求人だけ伸びる二極化
  • 行動:単発記事ライターから AI 監修・編集・プロンプト設計に役割をずらす。マーケ寄りスキルを補強する場合は DMM 生成AI CAMP マーケティングコース が現実的。生成AIネイティブの求人を市場で確認するなら dodaのAI関連マーケ求人を見る から始められる

鈴木(42歳営業) — 注目すべきはL1営業+3.2%とSalesforce CEO発言

  • L1:営業求人 +3.2%(前週比)・+14.1%(4月比) — 8カテゴリ最大の伸び率
  • 海外2:Salesforce CEO「営業のみ採用継続」公式発言 → 営業15年キャリアの方向性確認
  • 海外1:3メガバンク Mythos アクセス → 金融営業のAI活用が広がる
  • 行動:「AIを売る側」「AIを使って提案する側」両方の動きをウォッチ。40代の方向転換は40代AI転職可能性ガイドで具体ルート整理。「使える側」に立ち続ける学び直しの最短コースは DMM 生成AI CAMP 営業コース から見えてくる

山本(27歳営業事務) — 注目すべきはL1事務-2.8%とGA採用凍結

  • L1:事務(一般/営業事務) -2.8%(前週比)・-6.7%(4月比) — 8カテゴリ唯一の二桁マイナス
  • 海外2:Salesforce「GA(事務・バックオフィス)追加採用なし」 → 海外大手も同方向
  • L3:厚労省4月卸売業・小売業 -11.0% YoY → 営業事務が属する業界の最大冷え込み
  • 行動:「事務職の半分は5年で別の仕事に変わる」前提で、AIを使う側に回るリスキリングを月単位で進める。事務職からのキャリアチェンジは事務職のAI時代キャリアチェンジ完全ロードマップが起点として使える。30代以上の事務職/専門職に強いエージェントとして も併用候補

このペルソナ別セクションの内容を、自分用に最適化したロードマップに落とし込みたい場合は、3分診断で「あなたの職種・年齢・現状」を入力すると最適な一手を提示できる。


Part 7:来週(2026年6月W1)に追う宿題リスト

W5の3レイヤー定点を踏まえ、来週(6月W1)に追跡が必要な5つを整理する。本ダッシュボード次号(2026年6月W1)で再観測する項目だ。

  1. Aidemy Premium 6/30 サービス終了 残30日 → 残23日へ — 6月W1終了時点で残23日。移行先選定の最終週。代替5社の比較は本号Part 3を参照
  2. 6月新規求人 4社週次データ初週 — 5月末ピーク後の6月初週は通常季節要因で軽微な落ち込み。W5の32,847件が33,000件超を維持できるかが判定軸
  3. 教育訓練休暇給付金 6月本格運用初週 — 申請件数の初週実績が厚労省から公表されれば、本ダッシュボードL3で集計開始
  4. Claude Mythos wide release 具体日 — 5/28時点では「coming weeks」表現のみ。6月W1で具体日確定の可能性
  5. 6/30公表の令和8年5月 有効求人倍率 — 情報通信業 -7.3% YoYが更に悪化するか、底打ち反転するかを6月末で確認

リスキリングを6月中にスタートしたい場合、教育訓練給付金 専門実践型対応コースを DMM 生成AI CAMP メインLP(汎用) と、補助率80%・上限64万円/年の最新条件で受講できる。年内に転職活動も視野に入れる場合は dodaのAI関連求人ページで市場感を把握する から始めるのが入口になる。


まとめ — W5を朝5分で振り返るとこうなる

レイヤー結論
L1 求人(4社合計)32,847件・前週比+1.8%・4月比+9.2% / 営業+3.2%最大伸び・事務-2.8%最大落ち込み
L2 スクール(主要4社)約8,400人/週・SHIFT AI 4万人達成 / Aidemy 6/30終了残30日
L3 政策(国内3本)厚労省4月1.18倍維持・情報通信-7.3% / 教育訓練休暇給付金6月施行 / リスキリング助成金 個人不可継続
海外(3トピック)Anthropic $965B(5/28)・Salesforce「営業のみ採用」(5/28)・米国broad collapse未観測
あなたへの示唆マクロ全体ではなく、自分の業界×自分の職種の数字を毎週月曜の朝5分で確認する習慣を作る

「なくならない。でも変わる。そして、まだ間に合う。」——W5の数字群が示すのは、ホワイトカラー全体での一斉消失ではなく、業界ごと・職種ごとの局所的な配置転換 が静かに進む構造だ。3レイヤー(求人・スクール・政策)で見れば、それぞれの動きが噛み合っている。

煽りでも安心論でもなく、自分の場所で何が起きているかを毎週月曜の朝5分だけ確認する。それが「まだ間に合う」を裏付ける唯一の行動だ。本ダッシュボードは毎週月曜午前に次号(2026年6月W1)を公開する。

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